先日
ゲリラ豪雨で身動き取れなくなり
仕方なくスタバで
ドシャ降りの雨をみて
カミナリの音を聞きながら
コーヒー飲んで
ぼけっとしてた時に
カミナリって
雷って漢字だけど
本当は
<神成り>なのかー!とフト降りてきまして
語源を検索してみたら
<神鳴り>
神様が音を鳴らしている現象という意味合い
と出てきました
それでもいいけどさー
なんかピンとこない(笑)
常に存在しているけど
普段は目に見えない天の神様のエネルギーが
カタチに<成って>
人間に存在を知らせてくれているから
<神成り>
まぁ、広義では同じことなんだけど
そもそも
<神成り>がしっくりくるのは
<生成り なまなり>という単語に
馴染みがあるからかも知れない
<生成り>って
女性が己の嫉妬や恨みや怒りの感情に支配されて
鬼になりかけている状態のことを言うんですが
能面では
額の両脇に短い角が生えてきている姿で表現されます
般若の面は多くの人が思い出せると思うのですが
生成りは
完全鬼バージョンの般若と違い
まだ相手に対する未練の情がある状態でございます
ちなみに
<生成り>の一歩手前の姿が
<泥眼 でいがん>と言いまして
人の存在を超越した存在になり始めた
般若になる怨霊や生霊状態の
最初の過程
さらに
めでたく鬼女と成っても
まだ<中成 なかなり>という状態でございまして
↑一番メジャーな般若の顔だと思う
さらに怒りの進んだ状態を
<本成 ほんなり>といいます
厳密に言うと
<本成り>は鬼ではなく蛇のエネルギー体とされていますが
そんなことはどーでもイイですね(笑)
好きな類の話で
長くなっちまった~